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太陽の神殿

略称:アステカ 作品形態:小説
傾向:悲喜劇、BL/HL含、暴力表現
関連作品:モノクロの翼

あらすじ

アステカ神話をトンデモ解釈したオリジナルファンタジー。

【ネタバレ】 神の双子は元々、イレギュラーな創造だった。
『ひとり』を創り出そうとした余剰の力が溢れ、予期せぬ『もうひとり』を生んでしまった。
ゆえに『もうひとり』は不完全だった。
やがて完全に成ることを求め、『もうひとり』は『ひとり』への飢餓を覚えるようになった。
ヤハウェは愛するデミウルゴスの愛息子であるルシファーを天界から追い出し、餓えるミカエルから引き離した。そして双子の飢餓を癒す術について研究するための世界を創り、そこに双子の神々を放って、経過を観察することにしたのだった……。

テクシステカトルはナナワツィンを求め、もろとも身を滅ぼした。
ミクトランシワトルは飢餓を現す前に、事故により精神を壊してしまった。
そしてテスカトリポカを求めたケツァルコアトルは、箱庭世界を破壊した。

この結果にヤハウェは落胆し、この世界を放棄した。
(ヤハウェに対する神々の嘆願によりこの世界の人間たちは別の世界に移住させられたが、移住先で先住民による「新大陸発見」に遭い、結局、彼らの文明は滅びている。)

世界が崩壊する最中、テスカトリポカとウィチィロポチトリは悪魔へと身を落とし、以降、地獄で暮らしている。冥府の王ミクトランテクトリもイツトラコリウキに連れられ逃げ延びたが、その後の消息は不明。己の支配域を出た彼らには神としての力は残っておらず、精霊と同程度のささやかな力しか行使できない。

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主な登場人物

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