← 前のページへ戻る

泡沫の世界

略称:― 作品形態:小説
傾向:BL、暴力的/性的/残酷な描写
関連作品:絶対悪の鎖 / 砂の籠

あらすじ

巨大な宗教国家、ブルーデルニエ。かつては神王と繋ぎ手の力により栄華を極めていたが、ヤハウェの興味(加護)を失って以降、衰退の一途を辿っている。
ヤハウェの加護により巨大な権能を振るっていた神王の血筋の神秘も薄れ、百年前に王族は失墜した。しかし、神王に仕えていた神官の一部がその事実を隠して実権を握り、無知で無力で美しい国王をいただき、もはや虫の息である楽園を存えさせている。
そんな異常な閉鎖空間で紡がれる、暴力と狂気的な愛の物語。

▲Top

用語

精霊:
ヤハウェとデミウルゴスの力の残滓であり、万物に宿り、森羅万象を司る霊的な存在。
僅かな性格を持つ以外には自分の意思を持たず、基本的に繋ぎ手の感情を鏡に映すようにして行動し、傍に繋ぎ手がいない時は無心で待機。理由は不明ながら繋ぎ手に無償の愛で献身的に尽くし、時には自らの命を犠牲にして繋ぎ手を助ける、刹那的な生き方をする。
例外的に繋ぎ手ではなくとも精霊に好かれたり、強い感情で精霊を反応させる人間もいるが、その基準はよく分かっていない。

繋ぎ手:
生まれつき精霊を視ることができ、精霊と心を通わせられる者。
詳しくは用語集【繋ぎ手】参照

ブルーデルニエは古より神官に【繋ぎ手】を集め、天候を操ることで国家の繁栄を図ってきた。

▲Top

主な登場人物

▲Top

← 前のページへ戻る
※JavaScriptが動作しない場合はブラウザバックでお戻りください。

← 創作作品一覧